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かじくら
ふりがな文庫
“かじくら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鍛冶倉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鍛冶倉
(逆引き)
これは
針
(
はり
)
ヶ
別所
(
べっしょ
)
というところに住んでいて、表面は猟師、内実は
追剥
(
おいはぎ
)
を働いていた「
鍛冶倉
(
かじくら
)
」という
綽名
(
あだな
)
の悪党であります。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ゾッとするほど気味の悪い
鍛冶倉
(
かじくら
)
は、小舎の中へ敷き込んだ熊の皮の上にあぐらをかいて、煙草を吹かしてこういう。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
林の茂みに
覘
(
ねら
)
いをつけていた金蔵は、このとき
赫
(
かっ
)
としてあわや
火蓋
(
ひぶた
)
を切ろうとしたのを、あわてて、傍に見ていた
鍛冶倉
(
かじくら
)
が押えたのは、時機まだ早しと見たのであろう。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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