“かざなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
風並62.5%
風竝25.0%
風浪12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野分来るや馬城（うまき）の茅萱吹きなびけ風並（かざなみ）しるし吹きちかづきぬ
海阪 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
断層の青萱見れば吹きなびく風竝（かざなみ）しるしかがやきにけり
白南風 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
と、横ざまの疾風（はやて）を受けて、藍色の海面は白く光る、小さな風浪（かざなみ）に覆いつくされ、毒々しい銀色にきらめき渡る。
死の快走船 (新字新仮名) ／ 大阪圭吉(著)