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かけしょうじ
ふりがな文庫
“かけしょうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懸障子
50.0%
掛障子
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懸障子
(逆引き)
それが分ったのは例の、どんじき屋の
懸障子
(
かけしょうじ
)
に、小次郎がいつぞや書いておいた文句を、誰か
捺摺
(
なす
)
り消して、こう新しい墨で書かれてあったからだという。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二名のそれらしい侍を、どんじき屋の側の空地へ斬り捨てて来た時、公明正大にあそこの
懸障子
(
かけしょうじ
)
へ、自分の姓名を後日のため、書いて来たものを——と心待ちに思っていたところである。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かけしょうじ(懸障子)の例文をもっと
(1作品)
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掛障子
(逆引き)
掛障子
(
かけしょうじ
)
の紙の色が暗い
床脇
(
とこわき
)
に白く目立って、秘かに
罩
(
こ
)
めた夕暗の中に、人の気配も
仄
(
ほの
)
かであります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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