“かくと”の漢字の書き方と例文
語句割合
郭図100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また沮授そじゅ郭図かくと、高覧、張郃ちょうごう于瓊うけいなどという家臣も、みな天下に知られた名士である。どうして、彼の陣容を軽々と評価されようか
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
重臣たちの意向をさぐると、逢紀ほうき審配しんぱいのふたりは、袁尚えんしょうを擁立したがっているし、郭図かくと辛評しんひょうの二名は、正統派というか、嫡子ちゃくし袁譚えんたんを立てようとしているらしい。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
簡雍が馬を飛ばして、どこかへ急いで行ったというのを、郭図かくとが耳にしたのは夕方だった。部下に調べさせてみると、その前に玄徳は荊州の旅へ立って行ったという。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郭図かくと、審配などの強硬派は、凱歌をあげて退出し、反対した田豊や沮授そじゅの輩も
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
袁譚はひどく後侮して、郭図かくとに善後策をはかった。郭図は強気で
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
郭図かくと審配しんぱいの二大将は、憤々ふんぷんと、袁紹の前に告げていた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)