“かうらいべり”の漢字の書き方と例文
語句割合
高麗縁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
首を少し曲げると、一枚開け放つた障子の中に、上段の高麗縁かうらいべりが見えて、豐かに坐つた黒羽二重の膝も見えます。
高麗縁かうらいべりの青疊の中、脇息けふそくもたれて、眼をやると、鳥の子に百草のを書いた唐紙、唐木に百蟲の譜をすかぼりにした欄間らんま、玉を刻んだ引手や釘隱くぎかくしまで、此部屋には何となく