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おんひとかた
ふりがな文庫
“おんひとかた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御一方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御一方
(逆引き)
最後の
䬻別
(
はなむけ
)
そちに進ぜる! 『現世において安心を得、後世
成仏
(
じょうぶつ
)
せんと思わば、神の
界
(
くに
)
に属しまつる
御一方
(
おんひとかた
)
より、許すとの一言承われ!』
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「右大臣家
御一方
(
おんひとかた
)
こそ、ただわれらの目ざすところ」
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「またこのようにご記憶くだされい。『神の
界
(
くに
)
に属する
御一方
(
おんひとかた
)
に、許すとのお言葉うけたまわるまでは、死ぬことの出来ぬ男』じゃと。……」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
神の
界
(
くに
)
に属しまつる
御一方
(
おんひとかた
)
より、許すとのお言葉承わるまでは、決して死ねない彼の行く手を、
遮
(
さえぎ
)
る者のあった時、彼は用捨なく殺したのであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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