“おんこのしおり”の漢字の書き方と例文
語句割合
温故之栞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今でもそういうことがあるかどうか、私は行って尋ねて見たいと思っています。(越後野志と温故之栞おんこのしおり。新潟県南魚沼みなみうおぬま郡中之島村大木六)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
温故之栞おんこのしおり』巻四に、高田の城では大手の前に場所をぼくして、長さ八尺の竿を建ておき、年々雪の多少を測り知る。これを標の竿という。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
温故之栞おんこのしおり』(巻十)にはこの国の水田生産のことを記して、以前は割竹五六本を木の台に立てつらね、稲を七八けいずつはさんでいた故に
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
コバシャゲは隣の富山県ではコエバシアゲ、新潟県に行くとコロバシアゲと謂う村もあったが(『温故之栞おんこのしおり』廿一)、要するに稲扱道具を片づけるということであった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
温故之栞おんこのしおり十四。新潟県三島郡大津村蓮華寺字仏入)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
温故之栞おんこのしおり。新潟県北魚沼郡堀之内町)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)