“おわい”の漢字の書き方と例文
語句割合
汚穢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
対岸にうずたかく積まれていた汚穢おわい物の山は黒く点々と島になり、低い所から濁流は田畑に舌舐めずりしつつ食い入っていた。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)
それは人生の汚穢おわいを描き、醜悪を暴露することによって、一種の征服的なる権力感へ高翔こうしょうしようと言うのである。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
そこはやはり汚穢おわいの巣窟にしても、それほど不調和ではないためにそれほど不快なところじゃないからね。