“おかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汚海50.0%
汚穢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのいずれにも徹しきれないで、混濁の汚海おかいにあえぐ愚かな今の僧人よ! 衆生よ!
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は一切の汚穢おかいを捨てず、之を摂取し、之を利用する。神程吝嗇爺けちおやじは無い。而して神程太腹ふとっぱらの爺も無い。彼に於ては、一切の不潔は、生命を造る原料である。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)