“おもひがけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
思掛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
否々、おん身を見放さんはをぢ君の志にあらず。我車に上りて共に來よ。今宵は妻のために思掛おもひがけなき客を伴ひ還らんとす。カステラマレは遠くもあらず。
承知しようちいたし歸りたり只今思ひ合すれば樣子をうかゞひに參りしと相見え候と云ふを聞傳吉は憑司に向ひ思掛おもひがけなきことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
われは數行の書をフエデリゴに寄せて、この思掛おもひがけなき邂逅と小旅行とを報ぜんとす。こを寫しをはりしとき、我胸には種々の情の群り起るを覺えき。さても此夕の事多かりしことよ。