“おじきさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御直参100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今までは書林が中にはさまって居て、一切の職人と云う者は著訳者の御直参おじきさんでなく、向う河岸に居るようなものだから、れを此方の直轄にしなければならぬと云うのが差向さしむきの必要。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
さすがの花菊も、もうたいへんすたれ果てた年となっていたであろうが、お角力すもうは影の形体かたちを離れぬように、いつもぴったりと附いていた。御直参おじきさんならずものたちは口が悪いから、宅などへくると
湯川氏はみいりのよい父祖の職をきらって御直参おじきさんの株をかった。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)