“おじおい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伯父甥33.3%
叔父甥33.3%
叔甥33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破れかぶれよ、按摩さん、従兄弟いとこ再従兄弟はとこか、伯父甥おじおいか、親類なら、さあ、かたきを取れ。私はね、……お仲間の按摩を一人殺しているんだ。
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
皇叔と劉琦とは、もとこれ同宗の家系、叔父甥おじおいのあいだがら、それを扶けて、この国を復興するに、何の不道理がありましょうや
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
改めて、叔甥おじおいの名乗りをなし、帝は慇懃礼いんぎんれいをとって、玄徳を便殿べんでんしょうじられた。そして曹操もまじえて酒宴を賜わった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)