“おぎゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
荻生66.7%
大給33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六月一日、今日成願寺じょうがんじに移る。こう日記にかれは書いた。荻生おぎゅう君が主僧といろいろ打ち合わせをしてくれたので、話は容易にまとまった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
学府の中でも、最高権威者、荻生おぎゅう惣右衛門はまっ先に
べんがら炬燵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そういえば、今日荻生おぎゅう君が羽生に行ったが会わなかったかねえ」
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「でもなお、大給おぎゅうの松平五左衛門様のところへおつかわしになったお使者がもどりませぬゆえ、その返事もわからぬうちは、すぐに御門は立てませぬ」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大給おぎゅうの松平近正が、約を破って、浜松へ注進ちゅうしんするおそれがある——ということをである。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこで数正は、今夕、大給おぎゅうへ使いをやって
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)