“おおろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大櫓50.0%
大炉50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帆のほか、両舷りょうげん大櫓おおろもある。水夫かこたちは、えいや声をらした。風がない。たよるのは櫓であった。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、ふいにその血刀のさきで、茶の間らしい大炉おおろの切ってある一室を指した。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)