トップ
>
おおまとい
ふりがな文庫
“おおまとい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
大纏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大纏
(逆引き)
……そのまえは“
大纏
(
おおまとい
)
”。……“大纏”という
角力
(
すもう
)
とりがやっていたわけです。……いまの“尾張屋”になったのはずッとあとのことです。
浅草風土記
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
地形が
狭
(
せば
)
まって田原町になる右の角に蕎麦屋があって、
息子
(
むすこ
)
が
大纏
(
おおまとい
)
といった
相撲
(
すもう
)
取りで、小結か関脇位まで取り、土地ッ児で人気がありました。この向うに名代の紅梅焼きがありました。
幕末維新懐古談:12 名高かった店などの印象
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
甘粕隊は時々逆襲しつつ犀川を渡り、悠々左岸の市村に陣取り
大扇
(
たいせん
)
の
大纏
(
おおまとい
)
を岸上に高く掲げて敗兵を収容した。この甘粕隊の殿軍ぶりはながく川中島合戦を語るものの感嘆する所である。
川中島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
おおまとい(大纏)の例文をもっと
(3作品)
見る