“おおどい”の漢字の書き方と例文
語句割合
大樋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかもいわがくれの裏に、どうどうと落ちたぎる水の音のすさまじく響くのは、大樋おおどいを伏せて二重に城の用水を引いた、敵に対する要害で、地下を城の内濠うちぼりそそぐと聞く、戦国の余残なごりだそうである。
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)