“おうは”の漢字の書き方と例文
語句割合
王覇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
王覇おうはの争いがたえず、興る者がみずから帝王を称えて、民心の帰一するところがないために、その歴史は乱脈で複雑で、従って、国情というものが、大きに異っている。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……先年竹内式部たけのうちしきぶと申す処士が、王覇おうはの説を唱えまして、禁裡きんり様方の威福いふくを計りましたところ、さっそく幕府方におかれましては、竹内様をはじめとして、徳大寺大納言様やその他の公卿衆に
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
寒うしています。どうか匹夫ひっぷの勇は抑えて、王覇おうはの大計にお心を用いて下さい
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)