“おうじゃくすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
王若水100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この懸物かけものは方一尺ほどの絹地で、時代のために煤竹すすだけのような色をしている。暗い座敷へ懸けると、暗澹あんたんとして何がいてあるか分らない。老人はこれを王若水おうじゃくすいの画いたあおいだと称している。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)