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えちん
ふりがな文庫
“えちん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
恵鎮
50.0%
慧鎮
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
恵鎮
(逆引き)
けれど義詮としては、多少、事前にいぶかられる
兆
(
きざ
)
しもあったので、法勝寺の
恵鎮
(
えちん
)
を先に行宮へやって、朝意を伺わせるなどの、ていねいな手順をふんでいたのである。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尊氏は、法勝寺の
恵鎮
(
えちん
)
を
賀名生
(
あのう
)
へやった。南朝へ降を申し入れた重大な使いであった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
使いの
恵鎮
(
えちん
)
は、事成らず、都へ帰ったが、もうそのとき、尊氏は京都にいなかった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
えちん(恵鎮)の例文をもっと
(1作品)
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慧鎮
(逆引き)
奉じさせて、法勝寺の
慧鎮
(
えちん
)
上人をさし
下
(
くだ
)
してみたらなどという儀は、あまりにも手ぬるすぎて、彼を増長せしめるばかりか、賊に軍備をかためさせる
余日
(
よじつ
)
を与えるだけでしかない
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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