“うんい”の漢字の書き方と例文
語句割合
云為100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはなにも某名家の訳そのものを云為うんいしたのでも何でもない。世の飜訳というもののどうにもならぬ運命を、はかない皮肉に託して述べただけの話である。
翻訳遅疑の説 (新字新仮名) / 神西清(著)
が、かく命令や意志を云為うんいするからと言って「天」を人格的なるものとして考えたというわけでもない。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
帝国議会は徳育の効果を云為うんいして、文部当局を攻撃するが常なるも、これ甚だ無理の注文である。
教育の最大目的 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)