“うらかいどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
裏街道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人生の裏街道うらかいどうを歩きまわって、そこからお金もうけを捜し出し、ぼくの持っている知恵と技術を提供して、ぼろいもうけをするのがぼくの職業です。どろぼうのうわまえをはねるというやつですね。
影男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
蜂須賀の侍たちは、世間の目を避けるためにも、必ず裏街道うらかいどうをとって大阪へ戻るであろうと察したので、彼は、迷うことなく道をとって、夜の暁方あけがたに、醍醐だいごの山寺で一ときばかり休んでいた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)