“うのみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鵜呑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美妙はディッケンスもサッカレーも鵜呑うのみにした批評をしたが、紅葉はやはり難かしくて少しも解らないといった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
それでもお延はお秀の手料理になるこのお世辞せじの返礼をさもうまそうに鵜呑うのみにしなければならなかった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それもね、玄関番の歯太郎はたろうさんが噛砕かみくだいてよこしてくれればいいけれども、今朝なんぞは歯太郎さんが遊んでいてまるで鵜呑うのみだからね。その代りおかしい事があったゼ。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)