“うたぶみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
歌碑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶらぶらのぼってその辻まできてみると、椿とやぶに埋まって西行さいぎょう法師の歌碑うたぶみがあり、それと並んで低い竹垣根をい廻した高札場こうさつばがある。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
紀貫之きのつらゆき歌碑うたぶみがある潮明寺ちょうめいじの床下からソロリ……と這いだして、目を光らせ、かがみ腰に、あたりをうかがっている人間がある。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)