“うしまつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
丑松100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いと易いこと、お話し致しましょう——私の部下の坑夫の中に丑松うしまつと呼ぶ男がござります。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
それと長吉声をかくれば丑松うしまつ文次そのの十余人、方角をかへてばらばらと逃足はやく、抜け裏の露路にかがむも有るべし、口惜しいくやしい口惜しい口惜しい、長吉め文次め丑松め
たけくらべ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
すぐつづいて、繩上なわあげ丑松うしまつ
顎十郎捕物帳:13 遠島船 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)