“うきたなおいえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宇喜多直家66.7%
浮田直家33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と存じて、御著にかれるようにたのみ申すのだ。何分たのむ。——そして岡山の宇喜多直家うきたなおいえと聯絡をとられ、児島地方にとりでをかためて、一先ずは、毛利の大軍をそこに喰いとめておかれよ。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宇喜多直家うきたなおいえは、急使を、毛利家へ送って
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それは、さきに官兵衛が、陣中を抜けて、ひそかに使いに通っていた備前の浮田直家うきたなおいえ向背こうはいであった。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほとんど、毛利の国力を傾けて来たかの如き大軍で、その旗頭をかぞえて見ただけでも——小早川隆景の軍約二万、吉川元春の軍約一万五千、浮田直家うきたなおいえの隊約一万四、五千はある。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)