“いんらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
淫楽77.8%
婬楽11.1%
淫樂11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お家の断絶後における淫楽いんらくの自由を得んために、じゃまな嫡子はもとの忠僕であったあの質屋、すなわち三河屋へくれてしまったのでした。
たとえば自分の身は父母の婬楽いんらくの結果の産物であって、本来は不浄不潔な液体から生れたものであると云うこと、大智度論の言葉を引用すれば
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
スパニアの王とボエムメの王(この人かつて徳を知らずまた求めしこともなし)との淫樂いんらく懦弱だじやくの生活と見ゆべし 一二四—一二六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)