“いわでやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
岩出山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
深めの形で下に輪の台が附けてあります。これもこの辺だけに見る形であります。更に北に進みますと岩出山いわでやまという町に達します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
これとちょうど正反対の例は、陸前の岩出山いわでやまの近く、うとう阪という阪の脇にありました。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
明治三十三年(1900)宮城県岩出山いわでやまざいの中農の家に生まる。当時既にこの層の没落は、全農民階級中最も甚しく、私の家もまたその例にもれず只管ひたすらに没落への途を急いでいたのであった。
簡略自伝 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)