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いりおもて
ふりがな文庫
“いりおもて”の漢字の書き方と例文
語句
割合
西表
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西表
(逆引き)
黒島のフナドゥリはあるいはクラから出たものであろうが、その隣島の
小浜
(
こはま
)
と
西表
(
いりおもて
)
では、カラヤヌトゥラマまたカラヤヌグックグワといっている。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
宮良君の『採訪語彙』に当ってみると、八重山の諸島にはウヤンチュという語が最も普通で、
西表
(
いりおもて
)
の島にはオイヅァ、
鳩間島
(
はとまじま
)
にはウヤザ、与那国にもウヤントゥという語がある。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
最初にまず
西表
(
いりおもて
)
という現在の島の名だが、もとは普通に古見の西表、すなわち古見という島の西の船着きを意味しており、そこの開発もかなり古く、多分はいわゆる
倭寇
(
わこう
)
時代の船の来往によって
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
例は幾らも挙げられようが、八重山群島の
西表
(
いりおもて
)
の
節祭
(
シツマツリ
)
のごときも、やはり稲の生産期の
境目
(
さかいめ
)
に行われる大祭で是は旧暦七、八月中の
癸亥
(
みずのとい
)
から三日間で、その第二日目の甲子の日が最も重要であった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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