“いややま”の漢字の書き方と例文
語句割合
祖谷山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
阿波あわ祖谷山いややまではホウベラ、春の七草の一つのハコベラが、この草であったことが想像せられる。
肥後ひご五箇庄ごかのしょうと並んで、山中の隠れ里として有名であった阿波あわ祖谷山いややまなどは、小民の家はみな竹ので、あの頃はまだ夏冬を通して、このタフを着て住んでいるという話であった。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)