“いにしへびと”の漢字の書き方と例文
語句割合
古人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我は猶二三章を讀みしかど、只だ冷澹にして輕浮なる評語の我耳にいたり入るあるのみ。人々は又我肺腑中より流れ出でたる句を聞きて、古人いにしへびと某の集より剽竊へうせつせるかと疑へり。
古人いにしへびとの嘆きのまゝに
バラルダ物語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)