“いじんりき”の漢字の書き方と例文
語句割合
威神力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もろもろ仁者じんしゃを合せて至心にき給え。我今疾翔大力しっしょうたいりき威神力いじんりきけて梟鵄救護章の一節を講ぜんとす。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ですけれども浅草の観音様が大震災の時に焼け残ったのは、紫の雲に乗った観世音菩薩の威神力いじんりきがそうあらしめたのではなく、あの四方の空地と樹木と消防の尽力とがそうさせたものでしょう」
山道 (新字新仮名) / 中里介山(著)