“いじっぱり”の漢字の書き方と例文
語句割合
意地張100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「多勢子供もってみたが、こんな意地張いじっぱりは一人もありゃしない」母親はお島をひねりもつぶしたいような調子で父親と争った。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「だから言わんこっちゃない。ちいさい時分から私が黒い目でちゃんとにらんでおいたんだ。此方から出なくたって、先じゃとうの昔に愛相あいそをつかしているのだよ」母親はまた意地張いじっぱりなお島のちいさい時分のことを
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)