“いさいしょうち”の漢字の書き方と例文

語句	割合
委細承知	100.0%

委細承知

と、勘平は、すぐ、盲阿弥の旨のまま、委細承知（いさいしょうち）——という文意を簡略に認（したた）めてやった。

新編忠臣蔵 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

そうして委細承知（いさいしょうち）で救いの手を伸ばしておいて、知らぬ顔して帰って行く金山寺屋の音松のうしろ姿に、思わず掌（て）を合わせた壁辰とお妙——さては、二度の捕繩をあやうく逃れた当（とう）の神尾喬之助

魔像：新版大岡政談 (新字新仮名) ／ 林不忘(著)

「委細承知（いさいしょうち）、はや、まいられい！」

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)