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いきがお
ふりがな文庫
“いきがお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
生顔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生顔
(逆引き)
昔し死んだ赤ん坊については、なおの事同情が起らなかった。彼はその
生顔
(
いきがお
)
を見た事がなかった。その
死顔
(
しにがお
)
も知らなかった。名前さえ忘れてしまった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「妙子さんではないかというのだろう。僕もそれに注意しているんだが、少しも似ていないよ。
生顔
(
いきがお
)
と
死顔
(
しにがお
)
とは
相好
(
そうごう
)
が変るものだと云っても、こんなに違う筈はないよ」
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「いえ。ここのおやかた様のおん
生顔
(
いきがお
)
を、ぜひ一つ写してみたい
料簡
(
りょうけん
)
でございまする」
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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