“いおえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
五百枝50.0%
五百重50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そののちの事であったか、その時の事であったか、父のおとと五百枝いおえと、末弟の林駒生こまおと三人が、家の外に集まって下水の掃除をしていた姿を思い出す。
父杉山茂丸を語る (新字新仮名) / 夢野久作(著)
山のような五百重いおえの大波はたちまちおい退けられてさざなみ一つ立たない。どっとそこを目がけて狂風が四方から吹き起こる‥‥その物すさまじさ。
生まれいずる悩み (新字新仮名) / 有島武郎(著)