“いえつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
怡悦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山岳の秀美や荘厳を受取って吾が心霊の怡悦いえつと満足とを覚える場合はおのずから二つある。
穂高岳 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
われはポツジヨと少女をとめに誘はれて、海にのぞめる小家に入りぬ。酒はうまし。友は善く談ぜり。誰かポツジヨが軽快なる辯と怡悦いえつの色とを見て、その厭世の客たるを知り得ん。
滿足怡悦いえつの情を湛ふるに相違無い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)