“いいざさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飯篠66.7%
飯笹33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飯篠いいざさ長威斎直家の直門諸岡一羽の直門弟土子土呂之介に学んだ剣。殺気鬱々たる鋒子先きっさき、プンと血生臭く匂いそうだ。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大永年間の人で、鹿島神流の中興の祖松本備前守を初めとして、天真正伝神伝流の開祖、飯篠いいざさ長威斎もすでに遠い古人であるが、常陸の産であると聞いている。
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
下総しもうさ飯篠いいざさ長威斎に天真正伝神道流を学び、出藍しゅつらんほまれをほしいままにしたのは、まだ弱冠の頃であった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そして、飯笹いいざさまで行って、さらに私鉄線に乗り換えて、翌る日の午後の三時には下河内しもごうちの駅へ、着きました。
仁王門 (新字新仮名) / 橘外男(著)