“いあいごし”の漢字の書き方と例文

語句	割合
居合腰	100.0%

居合腰

鉄砲を持って来られては何分（なにぶん）逃げる訳にもゆかんから、關兼元（せきかねもと）の無名擦（むめいす）りあげの銘剣の柄（つか）へ手を掛け、居合腰（いあいごし）になって待って居りましたが、これは何（ど）うしても喧嘩にはなりません。

業平文治漂流奇談 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)

印籠鞘の浪士は居合腰（いあいごし）になって刀を捻（ひね）ったのである。

大菩薩峠：04 三輪の神杉の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

と私も居合腰（いあいごし）をして声を掛けた。

逗子物語 (新字新仮名) ／ 橘外男(著)