“あんいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
餡入50.0%
饀入50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柴餅は五月節供せっくの日に作る餅で、いわゆる亀の子ばらなどの葉に包んだ餡入あんいりの餅であるが、これなどはたしかによく熟した露草の実が、葉苞はづとに包まれた形と似ている。
お茶はその頃の世界ではこの上もないぜいと思はれて居る宇治の玉露ぎよくろ、お菓子は殿樣から拜領したといふ、菊形の饀入あんいりの打物、白紙を敷いた腰高の菓子器の上に物々しくも供へてあるのです。