“あをね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青嶺50.0%
青根50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一嶺ひとねろに言はるものから青嶺あをねろにいさよふ雲のよそり妻はも (同・三五一二)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
青嶺あをねろにたなびく雲のいさよひに物をぞ思ふ年のこの頃 (同・三五一一)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
父は五つになる僕を背負ひ、母は入用いりようの荷物を負うて、青根あをね温泉に湯治たうぢに行つたことがある。青根温泉は蔵王山を越えて行くことも出来るが、そのふもとを縫うて迂回うくわいして行くことも出来る。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)