“あゐみぢん”の漢字の書き方と例文
語句割合
藍微塵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
藍微塵あゐみぢんの意氣な袷を着て居りますが、身體も顏も泥だらけ、左の手に龕燈を提げ、右の手に一梃のをのを持つて居るのは一體何をしようと言ふのでせう。
吹きちらふ物みな涼し朝東風あさこちや石塔うへの藍微塵あゐみぢんの花
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
藍微塵あゐみぢんあはせを、膝が破れさうに坐つて、此時代では何よりの贅澤とされた銀の吸口すひくちのチヨツピリ付いた煙管で煙草盆を引寄せる平次は、若くて好い男ながら