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あれしき
ふりがな文庫
“あれしき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
暴頻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暴頻
(逆引き)
風の
暴頻
(
あれしき
)
る
響動
(
どよみ
)
に紛れて、寝耳にこれを
聞着
(
ききつく
)
る者も無かりければ、誰一人
出
(
いで
)
て
噪
(
さわ
)
がざる間に、火は
烈々
(
めらめら
)
と
下屋
(
げや
)
に
延
(
し
)
きて、
厨
(
くりや
)
の燃立つ底より一声
叫喚
(
きようかん
)
せるは
誰
(
たれ
)
、狂女は
嘻々
(
きき
)
として高く笑ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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