“あべのさだとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
安倍貞任85.7%
安部貞任14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
袖萩祭文そではぎさいもん」という芝居の中に、桂中納言に化けて出た安倍貞任あべのさだとうが、花道の中ほどで、引き抜きになり、「奥州のあらゑびす」と威張るところがある。
正しい記録では『水左記すいさき』の康平六年二月十六日の条に、安倍貞任あべのさだとう以下の首級を都に渡して、西獄の𬄚の木にさらしたとあるそうである(古名録巻二九)。
アテヌキという地名 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
安部貞任あべのさだとう宗任むねとう征伐に向い、十二年の間に人の首を一万六千、その他の生き者を殺したこと、たぐい知れずといわれておりますが、それでも死ぬ時は一念発心菩提心を起したため