“あべのさだたふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
安倍貞任100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここには今でも安倍貞任あべのさだたふの母住めりと言ひ伝ふ。雨の降るべき夕方など、岩屋の扉をとざす音聞こゆといふ。小国、附馬牛つくもうしの人々は、安倍が城の錠の音がする、明日は雨ならんなどいふ。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)