“あさじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅茅93.3%
朝治6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この室に落ちついて、浅茅あさじはらの向こうに見える若草山一帯の新緑(と言ってももう少し遅いが)を窓から眺めていると、いかにも京都とは違った気分が迫って来る。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
盛岡中学から、東京での大学時代にかけて、原抱琴、岩動炎天、岩動露子、柴浅茅あさじ、あるいは石川啄木などがいたことは、前にも書いた。この中で露子と抱琴とが碁が強かった。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
信ずればこそ、そう申しあげるのです。……朝治あさじさん、ほんとうのことを