“あさくず”の漢字の書き方と例文
語句割合
麻屑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
防寨の人々は多く、一端を麻屑あさくずと粘土とでふさいだ鋳鉄のガス管二本で、二つの小さな銃身をこしらえていた。ほとんど火薬をむだに費やすことはなかった。弾はたいてい命中した。
麻屑あさくず製の上衣うわぎとズボンを着て、マーキュリーの帽子のような、ふちのない丸い帽子をかぶり、手入れも調教もろくにしてない暴れ小馬にまたがって、手綱もつけず、一本の綱であやつっていた。
アリストファネスに目を伏せさせた巫女みこのように、ラブレーにも耳を押さえさせるかと思われるばかりの無作法な女ども、麻屑あさくずかつら薔薇色ばらいろ肉襦袢にくじゅばん洒落者しゃれものの帽子、斜眼者やぶにらみ眼鏡めがね
ひとりの者が突然沈み込み、それを引き上げるのも辛うじてだった。化学者フールクロアの注意に従って、十分に潔めた場所には樹脂に浸した麻屑あさくずをいっぱいつめた大きなかごに火をともしていった。