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あさくず
ふりがな文庫
“あさくず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
麻屑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麻屑
(逆引き)
防寨の人々は多く、一端を
麻屑
(
あさくず
)
と粘土とでふさいだ鋳鉄のガス管二本で、二つの小さな銃身をこしらえていた。ほとんど火薬をむだに費やすことはなかった。弾はたいてい命中した。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
麻屑
(
あさくず
)
製の
上衣
(
うわぎ
)
とズボンを着て、マーキュリーの帽子のような、ふちのない丸い帽子をかぶり、手入れも調教も
碌
(
ろく
)
にしてない暴れ小馬にまたがって、手綱もつけず、一本の綱であやつっていた。
スリーピー・ホローの伝説:故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より
(新字新仮名)
/
ワシントン・アーヴィング
(著)
アリストファネスに目を伏せさせた
巫女
(
みこ
)
のように、ラブレーにも耳を押さえさせるかと思われるばかりの無作法な女ども、
麻屑
(
あさくず
)
の
鬘
(
かつら
)
、
薔薇色
(
ばらいろ
)
の
肉襦袢
(
にくじゅばん
)
、
洒落者
(
しゃれもの
)
の帽子、
斜眼者
(
やぶにらみ
)
の
眼鏡
(
めがね
)
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
ひとりの者が突然沈み込み、それを引き上げるのも辛うじてだった。化学者フールクロアの注意に従って、十分に潔めた場所には樹脂に浸した
麻屑
(
あさくず
)
をいっぱいつめた大きな
籠
(
かご
)
に火をともしていった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
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