“あおいまつり”の漢字の書き方と例文
語句割合
葵祭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一を「御簾みす」と言い、第二が「奥御簾の間」、第三が「扇の間」で、畳数二十一畳、天井には四十四枚の扇の絵を散らし、六面の襖の四つは加茂かも葵祭あおいまつりを描いた土佐絵。
京都の壬生みぶ念仏や牛祭の記は見た事もあるがそれも我々の如き実地見ぬ者にはまだ分らぬことが多い。葵祭あおいまつり祇園祭ぎおんまつりなどは陳腐な故でもあらうがかへつて細しく書いた者を見ぬ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
葵祭あおいまつりが近づいた。その日になると、私は若い人たちを連れて、忍んで出掛けていった。
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)