“せいいっぱい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精一杯66.7%
勢一杯25.0%
精充満8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お松は精一杯（せいいっぱい）にこのことを主張します。番頭と小僧はさげすむような面をして二人を見ていますのを七兵衛は
大菩薩峠：01 甲源一刀流の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)
親不孝者と見る人々の目を背中に感じながら、白い布を取って今更の死水（しにみず）を唇につけるなど、蝶子は勢一杯（せいいっぱい）に振舞った。
夫婦善哉 (新字新仮名) ／ 織田作之助(著)
お余を一合戴きたいが精充満（せいいっぱい）だ。
式部小路 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)