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『天然色写真新法』
ふりがな文庫
『
天然色写真新法
(
てんねんしょくしゃしんしんぽう
)
』
今度仏国のリュミエール会社で天然色写真の種板を売り出した。ただ一枚の板で真物同様の色彩が写されるというのがこの種板の優れた特色である。風景なり人物なり、これで撮って適当な薬液で現像すれば蒼い空に浮く雲も、森の緑、野の花の黄紅白紫、ないしは美 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
芸術・美術 > 写真 > 写真器械・材料
初出
「東京朝日新聞」1907(明治40)年9月21日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
畢
(
お
)
仮漆
(
ワニス
)
後
(
のち
)
篩
(
ふる
)
其処
(
そこ
)
濾
(
こ
)
真物
(
ほんもの
)
縞
(
しま
)
開闢
(
かいびゃく
)