トップ
>
『西行の眼』
ふりがな文庫
『
西行の眼
(
さいぎょうのめ
)
』
憤怒に打ち克つもの、それはただ慈心のみである。世に、対立を超越したものほど、尊く、高く、かつ強きものはない。 平安朝もおわりに近いころ、北面の武士から、年わかくして仏門にはいった二人の偉丈夫があった。その一人は佐藤義清、もう一人は遠藤盛遠で …
著者
下村湖人
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「青年」1933(昭和8)年6月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
寂
(
しず
)
黄
(
きな
)
嘗
(
かつ
)
詰
(
なじ
)
文覚
(
もんがく
)
盛遠
(
もりとお
)
瞋
(
いか
)
義清
(
のりきよ
)
西行
(
さいぎょう
)
豪宕
(
ごうとう
)